サイト公開前(DNS切り替え前)に移転先のエックスサーバー(Xserver)でSSLを有効化する方法
- 新しいサーバーへのサイト移転(ホームページのデータ引っ越し)
- サイト公開前(DNS切り替え前)に移転先のエックスサーバー(Xserver)でSSLを有効化する方法
- FTP以外の方法はエックスサーバー公式マニュアルサイトを参考に
新しいサーバーへのサイト移転(ホームページのデータ引っ越し)
今より使い勝手の良い他社のサーバーに乗り換えるために、サイトを移転させる事、ありますよね。
最近はMovableTypeよりもWordPressサイトのサーバー移転の依頼が多いです。
サイト移転で困る...というか作業者が手間な事は、移転先でSSLが有効になるタイミング。
移転先がさくらインターネットサーバーの場合、移転先でSSLを有効にするには、 DNSのAレコードが、さくらサーバー(移転先)のIPアドレスに変更されていないと無料SSLの申請が出来ません(2022年現在)が、Xserverの場合、公開前に無料SSLの有効化が出来るので、事前にSSLを申請して使えるようにしておけば、担当者は事前に設定や動作検証を済ませておけるので、当日切り替え作業の時に慌てなくて済みます。なのでXserverは個人的に気に入っているサーバーです!
サイト公開前(DNS切り替え前)に移転先のエックスサーバー(Xserver)でSSLを有効化する方法
今回ご紹介するのは、移転先サーバーがエックスサーバー(Xserver)の場合に使える方法です。
それでは手順を説明していきます。
(1)エックスサーバー(Xserver)のコントロールパネル
まず、エックスサーバーのコントロールパネルにログインします。
コントロールパネル内「ドメイン」の中から「 SSL設定 」を選択します。
(2)SSL設定画面
SSL設定画面が出てきます。
エックスサーバーでSSLを反映したいドメイン名、右側にある「変更ボタン」を押します。
(3)他社サーバーでのWeb認証、トークンファイルのアップロード
すると、どの方法で認証してSSLを有効にするのかを選択する画面が表示されるので、その中から「 他社サーバーでのWeb認証 」を選択します。
認証で使用するトークンファイルを2つダウンロードして、現在稼働している移転前のサーバーにアップします。
アップロードする場所はコントロールパネルの「設置URL」で、それぞれ指定されていますので注意。
トークンをアップしたら、画面右下にある「ONにする」を押します。
設置URLにトークンがあると、下の画像のように認証中と表示されます。
独自SSL設定をONにしました。と表示されたら申請完了です。
(4)SSL反映待ち〜利用開始まで
再びエックスサーバー(Xserver)のSSL設定画面を見てみます。ドメイン名の横が変わっています。
OFFかだった設定がON(無料独自SSL)になり「反映待ち」アイコンがついていますね。
無料SSLは、申請からおおよそ1時間程度で有効になり、反映待ちアイコンが消えれば使用できるようになりますよ。
FTP以外の方法はエックスサーバー公式マニュアルサイトを参考に
これ以外の方法で「エックスサーバーのネームサーバーへ変更」や「他社ネームサーバーでのDNS認証」といった認証方法がありますが、
サイトを管理している企業によっては、DNSの変更をするのに、システム関連の部署に申請を出す必要があって、変更するまでに時間がかかる場合があるかも知れませんね。
今回のトークンをアップして認証する方法は、FTPが使えれば認証出来るのでカンタンですね。
SSLの設定方法は「エックスサーバーの公式マニュアルサイト」に詳しく書かれているので、そちらも参考にどうぞ。
無料独自SSL設定 | レンタルサーバーならエックスサーバー
https://www.xserver.ne.jp/manual/man_server_ssl.php#link-a01
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