【マニュアル】Todoistのタスクからガントチャートが作成できる「Todoist ガントチャートコンバータ」の使い方
このページは「Todoist ガントチャートコンバータ」の使い方を記した説明書のページです。
最終更新日:2021.09.16
- Todoist ガントチャートコンバータとは何ですか?
- Todoist ガントチャートコンバータを使用するための前提条件
- Googleドライブのスプレッドシートにガントチャートを作成します。
- Todoistにタスクを登録します。
- Todoist ガントチャートコンバータでタスクデータを変換します。
- ※new変換したデータをダウンロードします。
- ※newGoogleスプレッドシートで作成したガントチャートにダウンロードしたファイルをインポートします。
- 変換したファイルのダウンロードができない場合
- Todoist ガントチャートコンバータ 入力画面へ
Todoist ガントチャートコンバータとは何ですか?
タスク管理ツール「Todoist」で作成したプロジェクトのタスクリストをもとにガントチャートが作成できたらなぁ。そう思った事はありませんか?
Todoistプロジェクトに一通り登録したタスクリストのデータをガントチャートに落とし込む事ができる変換ツール「Todoist ガントチャートコンバータ」を作成しました。
ガントチャートは、5つの手順で完成します!
ガントチャートを作成するためにはいくつかの前提条件がありますので以下を確認してください。
Todoist ガントチャートコンバータを使用するための前提条件
- Googleドライブの「Googleスプレッドシート」を使います。googleアカウントが無い方は取得してください。
- Todoist プレミアム/ビジネスプランで使える機能を使うので、有料プランを契約している必要があります(※無料プランでは使用できません)。
- Chromeブラウザの使用を前提としています。
それではガントチャート作成までの手順を説明します。
Googleドライブのスプレッドシートにガントチャートを作成します。
まず、GoogleドライブのスプレッドシートにGantt Chart Generatorアドオンを使って、ベースとなるガントチャートを作成します。
「Gantt Chart Generator」はGoogleSheetsのアドオンで、Googleスプレッドシートにガントチャートを作成してくれる便利なツールです。無料で使用できます。
1-2.Gantt Chart Generatorアドオン追加の手順
Gantt Chart Generatorアドオンをインストールしていない場合、新規で設定する手順を説明します。
まずGoogleスプレッドシートを新規作成してください。
スプレッドシートのメニューから「アドオン」を開き、その中の「アドオンを取得」を選択します。
アドオンの画面が表示されますので検索窓の中に Gantt Chart Generator と入力します。
検索結果の中にアドオンがありますので、「+無料」ボタンをクリックしてインストールを進めます。
これでアドオンがインストールされました。
1-3.Gantt Chart Generator初期設定
スプレッドシートのメニュー「アドオン」を開くと、その中に「Gantt Chart Generator」が追加されます。この中の「ガントチャートを作成」を選択します。
「ガントチャートの作成を行いますか?」という確認画面が表示されるので、「はい」を選択します。
これでガントチャートの画面が自動で作成されます。
閉じる前にスプレッドシートに分かりやすいように名前をつけてください(赤枠部分)。
Todoistにタスクを登録します。
次にガントチャートに落とし込むために、Todoistにタスクを登録します。
プロジェクト名は何でも構いません。今回は「Gantt作成用」というプロジェクトの中にタスクを登録していきます。
※タスクの開始日を設定する場合「タスク名の付け方」が通常とは少し異なる方法になりますのでご注意ください。それではタスクの登録方法を説明します。
タスク開始日、終了日の登録方法
ガントチャートに「開始日」を登録したい場合、タスク名の後ろに「開始日の日付(年月日)」を入力し、大括弧[ ]で囲みます。
タスク名の例: 材料を買い揃える[2019/3/1]
※タスクに開始日がない場合、ガントチャート側であとで指定は出来ますので、タスク名に入れる日付は必須ではありません。この場合、開始日が空欄で登録されます。
タスクの終了日付は(キャプチャ画像 水色の箇所)日付に入力します。
※日付は繰り返しの設定をせず「単一の日付」で登録してください。
Todoistのカレンダーフィードを使う都合、「○○日まで毎日」などの繰り返しで登録した場合、正確な日付が取得できなくなるためです。
タスクの登録が一通り終わったら次に進みます。
Todoist ガントチャートコンバータでタスクデータを変換します。
Todoistの右上にある「プロジェクトメニュー」を開き「プロジェクトカレンダーフィードURL」をクリックします。
このプロジェクトカレンダーフィードURLの中に「Googleカレンダーと連携する」という項目の下にフィードのURLがありますので「クリップボードへコピー」をクリックしてURLをコピーします。
URLをコピーしたら「Todoist ガントチャートコンバータ」のページを開き、Todoist Project URLの赤枠の箇所に先程コピーしたURLを貼り付け「タスクデータを変換する」ボタンをクリックします。
Todoistブロジェクトのタスクを変換した結果が表示されます。
変換結果画面の以下の箇所をマウスで範囲選択し、ブラウザから「コピー」してください。
※new変換したデータをダウンロードします。
ボタンを押すとtodoist_gantt_data.csvがダウンロードされます。
※変換後にダウンロードできる回数は1回のみです。
※newGoogleスプレッドシートで作成したガントチャートにダウンロードしたファイルをインポートします。
まずはインポート前の準備です。
ガントチャートのスプレッドシートを開き、最初のタスクが入る位置「3A」のセルを選択してください。
次にスプレッドシートのメニューから「ファイル」→「インポート」を選択。
アップロードを行う画面が開きますので「アップロード」タブから「todoist_gantt_data.csv」をアップロードします。
インポートを行うための設定画面が表示されます。
「 選択したセルを先頭にデータを置換する 」を選択してデータをインポート。
あとはガントチャート内のそれぞれの工程の日付を設定していけば、画面右側に工程期間のグラフが反映されていきます。
なお、インポートを行うと、マイドライブ上に「todoist_gantt_data.csv」がアップロードされたままの状態になるので、このファイルが不要な場合はマイドライブから削除してください。
変換したファイルのダウンロードができない場合
Chromeブラウザで、最初にGoogleスプレッドシートの「Gantt Chart Generator」アドオンで作成したファイルを開き、シートの一番左にある「 3 」を選択します。
次にChromeブラウザメニュー「編集」→「ペーストしてスタイルを合わせる」を選択して貼り付けてください。
(※画面はMacOSXです)
以下のように貼り付けられれば完了です。
貼り付けが完了すると画面右側にあるスケジュールのバーも反映されます。
開始日や終了日は、ガントチャートから追加・編集が出来ます。
Todoist ガントチャートコンバータ 入力画面へ
このツールの操作方法について何かご不明な点や不具合などございましたら、お問い合わせください。
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改訂履歴
- 2021.9.16 バージョン3β版: スプレッドシートへのインポート手順 修正 (Mさま、現象のご報告ありがとうございました。)
- 2021.3.16 バージョン3β版: ブラビオ(Brabio!)形式での出力機能を追加。ブラビオ(Brabio!)での使用方法を記したマニュアル公開
- 2021.3.15 バージョン3β版: Bitrix24形式、ガントプロジェクト(GanttProject)形式での使用方法を記したマニュアル公開
- 2021.3.11 バージョン3β版: Bitrix24形式、ガントプロジェクト(GanttProject)形式での出力機能を追加。バージョン3β版として公開
- 2020.11 バージョン2: ダウンロード機能の追加
- 2020.10.21 バージョン1.1: マニュアルの文章を調整
- 2019.5.21 バージョン1.1: マニュアル改訂
- 2019.4.15 バージョン1.1: 変換データダウンロード機能追加
- 2019.4 バージョン1.0: 公開
関連URL
- Todoist ガントチャートコンバータ(入力画面)
- Googleスプレッドシートでガントチャートを自動生成するアドオンを作ってみた (アドオン作者のTakuya Tokiwaさんのサイトに移動します)
- Todoist - 最高の ToDo リスト&タスク管理アプリ (Todoist公式サイト)
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