インヴァスト証券のETF自動売買システム「トライオートETF」をはじめました
ETF(上場投資信託)とは?
ETFとは、Exchange Traded Fundの略で、上場投資信託のことです。
分散投資できる投資信託と時価で売買できる株式投資の両方のメリットを持っています。
ETFは日経平均株価やナスダックなどの株価指数に連動します。
そのため、その株価指数を構成する銘柄すべてに自動的に分散投資していることになります。
例えば、日経平均株価の場合、その数値は大手企業225社の株価の平均を表しています。
つまり日経平均株価に連動しているETFを購入すると、その225社すべてに分散投資していることになります。
分散投資は資産運用の基本ですので、自動的に分散投資してくれるETFはとても便利な金融商品です。
さらに、自分で選んだ個別株への一点投資よりもずっとローリスクですので、大変初心者向けだと思います。
トライオートETFでの運用
トライオートETFは、インフヴァスト証券のサービスで、そんなETFを自動売買できるシステムです。
相場の変動に合わせて自動で注文と約定を繰り返してくれます。
指定した価格で買い、買った価格より高くなったら売る、を繰り返すイメージです。
そしてその差額が利益となります。
売却価格 - 購入価格 = 利益 ですね。
トライオートETFには選ぶだけで運用できる自動売買セレクトがあるため、基本的に購入したいETFを選ぶだけで運用できます。
ETFはリターン順、バランス順、低リスク順、人気順に並び替えて確認することもできますので、自分好みの設定を選べばいいと思います。
自動売買セレクトの使い方
自動売買セレクト一覧から運用したい銘柄を選択し、カートに入れます。
資金配分が表示されますので、希望の数量に変更します。
資金配分と推奨証拠金が表示されますので、希望の数量に変更します。
注文を確定するボタンをクリックすると、運用が開始されます。
ひとまずは自動売買セレクトより銘柄を選んで推奨証拠金を入金してておけば、よほどの株価大暴落が来ない限りは運用可能と思います。
推奨証拠金について注意
推奨証拠金はタイミングによって額が違います。
2018年11月9日現在は「ナスダック100トリプル_スリーカード」1口運用の推奨証拠金は64,671円です。
私が運用開始した10月頭は50,000円以下でした。
10月中の株価大暴落を受けて推奨証拠金が増えています。
トライオートETFの紹介記事や掲載画像の推奨証拠金が現在のものとは限りません。
必ず自分の目で公式が提示する推奨証拠金をご確認ください。
マイナス金利について注意
また、ETFは保有しているだけで金利が引かれていきます。
額は少ないのですが、積み重なれば利益を圧迫します。
そのため長期保有に向いてません。
先に述べた通り、トライオートETFは指定した価格で買い、買った価格より高くなったら売る、を繰り返すイメージです。
高い価格で買ってしまった後に株価が下落すると、再び株価が上昇してくるまでなにもできません。
ただ金利を払い続けるだけになります。
ある程度保有し続けても株価指数が上昇しないようならば損切りして、現状に沿ったポジションで注文し直したほうがいいかもしれません。
私の場合は、3ヶ月経っても保有ポジションに戻ってこない時は損切りしてしまおうかなと思っております。
- トライオートETFで強制ロスカットの前に損切りする方法
- トライオートETFは、証拠金比率が100%を下回ると強制的にロスカットされてしまいます。強制ロスカットを避けるためには証拠金比率を上げる必要があります。そのためには・追加資金を入れる・注文本数を減らすという方法があります。...
- https://sendai-kuraso.com/money/triauto-etf-sonkiri.html
株価暴落時の対応含め、トライオートETFでの運用は出口戦略が重要になりそうです。
トライオートETFはワーキングマザー向けか?
トライオートETFはETFを自動売買してくれるシステムです。
しかし、株価の変動に伴いメンテナンスが必要であることがわかりました。
全く放置できません。
株価指数をチェックでき、緊急時に即座に手を打てる人のほうが向いているように思います。
ワーキングマザーのETFでの資産運用は、WealthNaviのほうが向いているように思います。
手数料がかかってしまいますが、その分完全放置できますし...。
しかし
- WealthNaviではすることなさすぎて退屈
- ETFの売買を自分で考えて行うにはまだちょっと怖い
という方には選択肢として非常に「あり」だと思います。
ETFは世界経済にどの程度左右されるのか。
株の高騰、暴落でどのくらい動くのか。
学べることはいっぱいあります。
推奨証拠金の2倍くらいの資金を入れ、1週間に1回のぞくで安全運転で運用してみてはいかがでしょうか?