60歳を見据えた個人型確定拠出年金(iDeCo)について
我が家は大黒柱が40代で子どもが3歳のため、仮に子どもが大学進学をしていたら在学中に定年となります。
そのため将来を見据えて今のうちからコツコツお金を貯めていかねばなりません。
というわけで、個人型確定拠出年金(iDeCo)について。
- そもそも「個人型確定拠出年金(iDeCo)」とは
- 「個人型確定拠出年金(iDeCo)」のメリット
- 「個人型確定拠出年金(iDeCo)」のデメリット
- 「個人型確定拠出年金(iDeCo)」への疑問
- 利用中の証券会社
- 商品配分について
- 運用利回り
そもそも「個人型確定拠出年金(iDeCo)」とは
個人又は事業主が拠出した資金を個人が自己の責任において運用の指図を行い、高齢期においてその結果に基づいた給付を受けることができるようにする
引用:wikipedia
要は
- 自分で掛け金を捻出し運用しながら積み立てる(積み立て投資信託 or 定期預金)
- その結果を高齢期(原則60歳以降)に受け取る
という仕組みです。
年金に頼れない世代ですので、こういうので自己防衛せねばならぬのです。世知辛い。
「個人型確定拠出年金(iDeCo)」のメリット
個人型確定拠出年金(iDeCo)についてはわかったけれど、それをやることで一体なんの得があるのか、という話です。主なメリットは以下の4つと考えます。
- 全額「所得控除」の対象となるため、毎年節税効果がある
- 受け取るとき「公的年金等控除」「退職所得控除」の対象となるため、節税効果がある
- 運用で得た利益に税金はかからない
- 投資信託のコストが低い
要は、「節税効果」が抜群である、というのが最も大きなメリットになるのではないかと思います。
「個人型確定拠出年金(iDeCo)」のデメリット
では逆に、デメリットは何か、という話です。主に以下の3つと考えます。
- 高齢期(原則60歳以降)にならないと受け取れない
→ 「年金」だし仕方ないだろうな - 手数料がかかる(初期費用2777円+月額167円+受取時手数料)
→ 手数料については、所得控除で相殺できるのでオッケーじゃない? - 申し込みがひたすらめんどうで時間がかかる
→ お役所のお仕事なので仕方ない部分もあるだとうな
この辺はわたしの主観も混じってきますが、概ねメリットを超えるデメリットではないかなと思います。
「個人型確定拠出年金(iDeCo)」への疑問
以下調べるうちに特に気になった点をあげてみます。
途中で死亡したら?
遺族からの請求で死亡一時金(加入者または加入者であった者のiDeCo口座内の資産すべて)を受け取ることができます。いざという時に慌てないように、死亡一時金の請求先や方法などを共有しておいたほうが良いかもしれません。
死亡一時金の受け取りにはJIS&T業務センターへの書類の提出、審査など時間がかかります。
また、この時「相続」扱いになるので「相続税」が発生します。確実にいろいろめんどうですが、大事なことなので忘れないようにしなければいけません。
どんな事情があっても60歳前に受け取れないの?
原則として60歳未満の場合は受け取れませんが、法令等に定められた一定の要件を満たすことにより、例外的に脱退一時金が受け取れます。
利用中の証券会社
我が家では楽天証券を利用しています。
なぜなら加入当時手数料が1年間もしくは合計10万以上の掛け金で無料だったからです。(今は常時無料になりましたので、楽天証券である意味はあんまりなくなりました)
ただ、楽天証券の口座は開設してないので(なぜ開設しなかったか覚えてない...)、JIS&Tの確定拠出年金インターネットサービスから直で操作しています。
商品配分について
基本的に投資信託で運用しております。50代になったら定期にも割り振る予定です。
わたしの配分
「まぁまぁバランスよければ、何があっても大体なんとかなるでしょ」という楽観思考です。
国内株、国内債券、海外株、海外債券それぞれ大体25%くらいずつ配分しています。
まだ現時点で30代なので、債券減らして株を増やしてもいいかなーと思っています。
夫殿の配分
「とにかくリスクがいやなので、リターン少なくていいのでできるだけ低リスクでやりたい」という保守思考です。
国内債券、海外債券それぞれ大体50%くらいずつ配分しています。株はなし。
10%くらいでいいので株にも手を出しなよとそそのかしていますが、なかなか腰が重いです。
50代になったら冒険せずに「定期預金」も入れ、比重を徐々に重くしてていく予定です。
運用利回り
約1年運用してみて
- わたし 利率2.59%
- 夫殿 利率0.23%
やはり「債券」はリターン少なめです。ローリスク・ローリターンな商品です。
まぁでも「所得控除」によるリターンがあるので、結果オッケーでしょう。
運用利回りについては、今後も更新していきたいと思います。