レックマウントとサドルバッグを組み合わせてフロントバッグの代わりとして使う
サドルバッグをミニベロのフロントに取り付けてフロントバッグ代わりに
サドルバッグは本来サドル後部、サドルレールやシートポストに固定して取り付けるものですが、これを
ドロップハンドルに取り付けて、フロントバッグの代わりとして使う方法です。
モンベルのフロントバッグをサドルバッグ化する方法は、検索すると様々な方法が出てきますが、これとは逆ですね。
実用性については各人で異なると思うので、ネタ的な読み物としてご覧ください。
注意点
ステムの長さ、フレーム形状によってはこの方法が使えない場合があります。
また、アルミ製ドロップハンドルでの使用を想定しているので、カーボンハンドルを使う場合はサドルバッグと中身の重量を確認した上て使用してください。
(レックマウントの耐荷重について)
※これは正規の使用方法ではありませんので、使用する際は自己責任で行ってください。
用意するもの
- ドロップハンドル(アルミ製)
- レックマウント Type19などの両持ちナロータイプ(ベースマウントとアーム)
サイクルコンピュータのマウントはガーミンやパイオニア、キャットアイなどメーカーによって形状が違いますが使用するマウントに合わせてください。
片持ちタイプだと両持ちタイプより耐荷重が低いです。 - サドルバッグ(私はモンベルのサドルポーチ Mサイズを使いました)
サドルレールにベルクロかバックル付きベルトを取り付けるタイプだとレックマウントのアームに付けやすいと思います。
レックマウント(REC-MOUNTS)とは
レックマウント(REC-MOUNTS)とは、ガーミン Edgeシリーズ/ワフー/パイオニア SGX-CA600やCA500のサイクルコンピュータやキャットアイのライト、カメラ、ベル、スマートフォンなど様々な
デバイスが1つのマウントに装着できるアイテムです。
1つにまとまるので見た目がスッキリして、なによりカッコいい。そして機能的!
下部アダプターやライト用アダプターなど様々なパーツがあって、組み合わせが約2万通り(!?)もあるみたい。
日本で設計、組み立てがされていて、ヘッドパーツ・アーム・下部アダプターは 6061アルミニウム CNC加工品。
スペアパーツもネットから比較的入手しやすいのも魅力ですね。
レックマウント Type19の特徴は右のリンクをご確認ください(レックマウント製品ページへ移動)
モンベル サドルポーチ Mサイズの紹介
https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1130382
サドルポーチ Mサイズ | |
---|---|
ブランド | モンベル |
価格 | 2,500円+税 |
品番 | #1130382 |
重量 | 91g |
サイズ | 高さ9.5 × 幅10 × 奥行き20cm |
容量 | 0.8L |
ちなみに「サドルポーチ Sサイズ」の重さは約91gです。
レックマウント(REC-MOUNTS)アームの耐荷重は?
REC-MOUNTSの耐荷重は、レックマウント公式サイトのQ&Aのページにありました。
両持ちナロータイプのアームの耐荷重は以下の通りです。
積載量,耐荷重について
両持ちナロータイプの場合:
①カーボンハンドル:下側約265g以下
②アルミハンドル:カーボンハンドルの倍の重量でもマウントが折れることはほぼありません。耐荷重は製品を固定した状態で何キロの重さに耐えられるかを示した値
あくまで目安としての表記であり、マウントが折れないことを保証するものではありません。
道路の舗装状態、段差の乗上げスピード、体重、バイクやタイヤなどの性能、ドライバーの技量などによって同じ商品でも破損する場合としない場合があります。
レックマウント (仮)よくある質問より引用
http://rec-mounts.net/contact/question/
アルミハンドルの場合、カーボンハンドルの倍の耐荷重という事なので、約530g程度までの重さまではは耐えられそうです。
取り付け手順
- まず、ハンドルにレックマウント Type19(両持ちナロータイプ)を取り付けます。
- サドルバッグの左右に付いているバックル付きベルトをレックマウントのアーム内側から外側に通して固定します。
- サドルバッグのベルクロを、ミニベロのハンドルポストに取り付ければ完成
CYLVA F8F(F6F)にモンベルサドルポーチを実際に付けたイメージ
サドルバッグをハンドルに直接付けられるのでは?と思われるかも知れませんが、サドルバッグは左右に伸びる「 サドルレール 」に固定する形状になっているので似たような形状のレックマウントの2本のアームに付けるという事をしています。
実際にCYLVA F8F(F6F)で使ってみて
うちのミニベロCYLVA F8F(F6F)は先日ミニベロロード化したので、ドロップハンドルに長めのステム(120mm前後)を付けていますが、サドルバッグが程よい位置に収まりました。
モンベルのフロントバッグだと、ハンドルに対して横長の形状ですが、サドルバッグは縦に付くので見た目スッキリ感があります。ステムが短い場合は、サドルバッグが写真より角度がきつくなりバッグが手前に来るイメージになると思います。
私はこれに羊羹などの補給食と携帯工具、予備チューブ1つを入れて走ってみましたが(正確な重量は計ってなかったのですが400gないぐらい?)特に違和感もなく、思ったより使い心地は個人的には良かったと感じました。
レックマウントのアームは、サドルバッグの重さに耐えられずにずり落ちる事も無く、普通にアスファルトを走行する分では問題無かったです。
自転車の先端に開閉するためのチャックが来る形になるので、走行中に開ける人はいないと思いますが注意です。休憩等で止まっている時に中から取り出したりする使い方で考えていたので、私はこれで問題ありません。
装着写真を見て気づいた人も居ると思いますが、このサドルバッグをつける方法はレックマウントの下部アダプターが犠牲に(スペースの都合使えなく)なってしまうので、その点だけ注意ですよ。